働く喜び

昨日まで数日続いた体の重さはどこへ行ったのか今朝はいつもとおなじ。切れが戻った。ああ、良かった。仕事で出掛ける日に朝から体が重いと心まで重くなるもの。しかし目的を持って朝出掛ける所があるという事はいいものだ。「さあ、今日もやるわ」ときりっと赤い口紅など一塗りして。今この時に感謝する。
3時間の講座はまだ立ちっぱなしでOK。エレベーターの中で会った受講生が「今日で11回目。3時間の座学に慣れました。学生時代を思い出しています」と言っていた。受講する方も大変なのだ。
今週の忙しさを思って今日は真っすぐ帰宅。夕食の準備まで昨日ハードディスクにとっておいたパバロッティのサヨナラコンサートを見た。美しくて悲しいベッリーニの曲を歌うパバロッティの表情が印象的だった。世界のオペラ界に君臨して来た名歌手が今引退を決めて最後のステージに立つ。数々の栄光の舞台への愛惜の情が読み取れた。テレビというのもいいものだ。実際にコンサートに出掛けた時そこまで読み取れなかった彼の心情を映像は如実に映し出してくれる。
草むしりの時痛めた足はまだ治らない。この分では病院通いのない記録がここらで止まってしまいそう。でも「やせ我慢をするな」というのがキアーラのアドバイス