2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

北東の風が吹いて今日も過ごし易い。浜辺の道には季節を間違えたのか沢山のとんぼが飛んでいる。青潮が発生して海も川もコバルト色。川を覗き込むと小さなエイが沢山泳いでいた。温泉に浸かるため郊外へ出掛けた。青々としている田とその間をゆったり流れる…

やっと出た梅雨明け宣言。でもいつの頃からか「梅雨が明けたと思われる、、、」みたいな表現になって何となく釈然としない。ともあれ昨夜の雨で風の向きが変わって一日中晴天で湿気のない日となった。連日仕事で出掛け今日も以前の講座参加者との食事会だっ…

美しい二人

オペラ界に輝くゲオルギューとアラーニャのカップル。今夜はドレスデン ガラコンサートを観た。ステージの上で劇的な最後を遂げたシノーポリが指揮する夏のヨーロッパのコンサートだ。コンサートの始まりではシノーポリの背後はまだ薄い雲が行く青空。アラー…

ソルダムの甘煮を作る

榛名の山麓から今年も素晴らしいソルダムが届いた。私の好物だ。大量に来たソルダムはすぐ熟れてしまうので日を置かず子供達にお裾分けしたいのだがお互いに時間がなくうまく受け渡しできない。それで思いついて今日は甘煮を作った。こうすれば熟れ過ぎを気…

子供達にロイの訃報を知らせた。K子からあの頃を懐かしむ長いメールが来た。K子は大学生のときスイスから帰国した彼等をイギリスに訪ねている。二十数年前のわたしたちの交流は本当に親しみ深いものだった。私は子供が登校し夫が研究所に出掛けたあと週2…

働くお母さんにとって長い夏休みは大変だ。自分が仕事をする一方で子供達をいかに有意義に無事に実りある夏休みを過ごさせるか。そんなとき日本人の家ではおばあさんが活躍するのかもしれない。しかしRさんの家はおばあさんもいない。どうやって夏休みをや…

都心の教会へ通夜で行った。上背があってすらりとした姿と黒目がちの大きな瞳の持ち主だったWさんがお棺の中にいた。すっかり細くなってあごが尖っていた。穏やかに眠っている姿を見て涙があふれた。私より1回りも若いのに壮絶な闘病の末一人天へ帰って行…

憎きタバコ

昔知っていた翻訳家のMさんは美しい人だった。かなりのヘビースモーカーで仕事中タバコを左手に持ち替えて机の上の英文を訳しては原稿用紙のますを埋めていた。タバコをくゆらす時の彼女の仕草の美しさには煙も匂いも苦手のわたしまでもほれぼれしてしまう…

梅雨明け宣言もないまま真夏の暑さだ。朝のウオーキングの時間を少し早めて5時半に出掛けた。朝凪とでもいうのか海辺に風の一吹きもなかった。1時間半も歩いていると頭のてっぺんからつま先まで汗が噴き出して来る感じだった。土曜日の仕事は気温がピーク…

仕事の帰りに上野に回り道してルーブル美術館収蔵のギリシャ彫刻を観た。素晴らしい大理石の人体像の数々に圧倒されるばかりだった。展覧会としては大規模ではないが凝縮された展示で観る者に満足を与えるものだった。各展示品の説明によるとルーブルに収蔵…

大成功のチャリティーコンサート

昨日のアンクルンチャリティーコンサートは大成功のうちに終わった。幼稚園のホールに参集した人は130人にものぼった。集まった浄財は十数万円。これらのお金はインドネシアの地震被害者へ渡される。今回のコンサートに私はクバヤを着て受付係としてお手…

「パヴァーヌ」「ヴィアッジョ」「イサベル」

フォーレの「レクイエム」は学生時代に2回歌ったことがある。本当に美しい合唱曲と独唱曲ばかりだ。知り合いのおばあさんは死ぬ時このレクイエムで送ってほしいといつも言う。フォーレの曲で私が知っているのはこの「レクイエム」の他いくつかの歌曲くらい…

てるてる坊主の効果

U市のFMさんから季節の挨拶が来た。この人は外見からも美形で話すと心の愛らしさをも感じる人だ。秋の仕事でタッグを組む。今日の手紙にはなんと手作りの小さなてるてる坊主が入っていた。便せん3枚目をめくって小さな紙人形をを発見した時「フフッ」と…

プレゼント用に包んでください

Y.S.さんからまたメールだ。先週メールで私が IL DIVOを話題にして以来彼女とのメールのやり取りは何と8回にのぼった。彼女は3月頃IL DIVOの魅惑の歌声を知って虜になってしまったそうだがわたしがクラシック一辺倒のファンだろうと思って話題に出来なかっ…

日曜日の銀座

K市の仕事が終わって日曜日に余裕ができた。5月の母の日も6月の父の日もしなかったからまとめてやろうとK子が銀座のレストランに予約してくれた。Nが欠けて今日は6人だった。ビルの地階に和風の田舎屋を演出していて面白かった。レストランの入り口に…