梅雨明け宣言もないまま真夏の暑さだ。朝のウオーキングの時間を少し早めて5時半に出掛けた。朝凪とでもいうのか海辺に風の一吹きもなかった。1時間半も歩いていると頭のてっぺんからつま先まで汗が噴き出して来る感じだった。土曜日の仕事は気温がピークに達する12時を少し過ぎた頃家を出る。この暑さでは「えいやっ!」と自分に気合いを入れなくてはとても出る気にならないほどだ。熱中症にならないように用心の冷たいペットボトルを鞄に入れて家を出た。
フランスのU子さんから手紙が来た。彼女の住むスイスに近い辺りも30度以上の暑い日が続いて広い庭仕事もままならないという。フランスでは今まで個人の家も公共の所も冷房の設置されている所が少なかった。2年前の酷暑の時150人以上の老人達が熱中症の犠牲になったので最近老人ホームのサロンにだけは冷房が入って老人達は日に3時間はここで過ごして「涼み」1リットル半の水を摂取するようになったという。手紙はお互いに老人だからせいぜい水分を取って気を付けましょうと結んであった。
昨日はフランス流に言えばカトーズ ジュイエ。でも我が家ではN子の誕生日。彼女は40歳になった。はやく脳梗塞で母を失った私にしてみれば娘の40歳の顔を見るとは予想さえしていなかった。明日は女同士で食事する。