陸の孤島

首都圏交通機関で一番弱いのが私たちが日頃移動に使っているK線だ。電車の窓からお天気のよい冬は海の向こうに富士を望むことが出来て特に夕日の中に沈んむ富士山は美しいし、春霞の日は印象派の絵を思わせる海が広がる。それが大雨、大風、大雪そして地震でも起きたら私たちは容易に陸の孤島に取り残されることになるし仕事や所用で自宅を離れていたら帰宅は難渋を極める。Jさんの友人家族はあの地震の日にディズニーランドに出掛けて10時過ぎまで帰宅の電車に乗れなかったという。友人の奥さんは30分もすれば帰宅できるところにいたのにバスを乗り継いで2時間かけてやっと帰宅したという話だ。地震に続いて今日も電車が止まるのか危惧したが大したことにはならないようだ。ひどい雨音も今はもう聞こえない。