タンタンの冒険

房総物産展で食事をしたついでに三省堂に寄って本を見る。わたしはテレビ語学講座テキストを買った。夫が嬉しそうに手にしているのはタンタンの冒険「シドニー行き714便」だった。
タンタンの冒険と我が家族が初めて出会ったのは20数年前のジュネーブでである。或る日家族で市内の「パヨ」という大きい書店に出掛けた時夫が買ってくれたのが数冊のタンタンシリーズだった。テレビを持たない生活の中で、勿論フランス語もわからない4歳のJはいつもこのシリーズを読んでじゃない、みていた。ここぞと思う所に来ると本を持って飛んで来て説明を求めたものだ。
ジュネーブ時代にフランス語と英語版は買った。その後福音館が出版し始めた日本語版をずっと買い続けてこれでもう10数冊になる。子供達は今でもタンタンが本当に好き。それに劣らずタンタンを愛しているのが夫である。返す返す残念なのはベルギーへ行ったときエルジュの美術館に寄る時間がなかったこと。
「カスタフィオーレ夫人の宝石」「タンタンチベットへ行く」の2冊が特に好きだ。
剪定仕事後三日目にしてやっと疲れが抜けた感じ。まだまだやらなければならないのだけれど。まだ5月というのに暑い日になった。天気予報が明日も同じような日と伝えている。