アルバレスとリチートラ

数日前に購入したアルバレスとリチートラのDUETTOをみた。N子から液晶の大画面テレビとDVDを買ったので見に来てと声がかかったのでDUETTOを持って出掛けた。
わたしは二人の圧倒的存在に、みていて椅子から殆ど落ちそうだった。映像が語るものは大きい。ローマンコロッセウムでのライブだが凄い!の一言。アルバレスについてはCD1、2枚を聴き、「ヴェルディ フェスティバル」のステージの録画をみただけなので驚いた。分厚い胸板と強靭な喉から美しく甘い高音を出す。彼の歌手としての来し方を読むと奥さんの存在が重要だったようだ。奥さんの励まし,サポートそして本人の精進が今のアルバレスを造ったのだ。
我が愛するリチートラは日本デビューコンサートの思い出そのもの。スイートなアルバレスよりちょっとクールな歌唱でわたしはそこに惹かれる。二人のような若い、力のある歌手を知ることが出来て本当に嬉しい。楽しそうに歌う姿から二人がまるで兄弟のようにさえ見える。幼少から英才教育を受けたのではない、しかし天性の声と精進がいくつもの偶然や幸運を呼び寄せたのだろう。大事な天賦の才能を無駄使いせず長く楽しませてほしい。
このDVDにはおまけとして二人の練習風景が納められている。これがまた興味深かった。