水を求めて久留里へ

ゆうべの食事の時「明日は水を汲みに行くよ」と鶴の一声。而して今朝はウオーキングの後ちょっと洗濯機をまわしてすぐペットボトルを沢山車に積んで久留里へ。
幸いな事に到着したとき水場には誰もいない。野菜を売るおばさんにじょうごを借りてどんどん汲んだ。今日ばかりはいつも何もしない夫に手伝ってもらって次から次へと車に積んだ。この水でご飯を炊き、煮物もお味噌汁も作る。終りかけたとき強敵が現れた。車のトランクからはポリタンクが出て来るわ、出て来るわ、、、
その後近くのレストランで食事して車に乗る。車はわたしの知らない方向へ向かっている!「どこへ行くの」と問えば「気が散るから黙って音楽を聴いていて!」と言うばかりの夫。県道とはいえ狭くしかも車は全く通らなかった。ましてや家もない。やっと小糸川温泉に着いたが結局小山を一つ越えた事になる。わたしは心細くて人里が見えたとき本当に嬉しかった。
小糸川温泉の泉質はいい。コーヒー色のトロッとした湯で肌がつるつるしてくる。誰もいない湯船にゆっくり浸かって身も心もゆったりした。