大阪の匂い

夫のリアクションにはどこか生まれた土地、大阪の匂いがする。失敗が絶えないわたしに対する色々なコメントを分析するとこの頃そう思える。
JRの回数券を使い切れないわたしのぼやきに、「じゃあ今日はI駅まで2往復すれば良いんじゃない。使い切るよ」
今朝財布を忘れて駅まで行ってしまったわたしに,「帰って来るより駅員に借りるか、落ちている切符を拾えばいいんじゃない?」
大体こういった具合でわたしの失策について、お金が勿体ないとか時間が無駄ではないか、と直接的な表現で言わないのだ。殆どガミガミ怒らない。ミセスUは「こまごま怒る夫は最低、いいわね」という。いつものことなのでこんなリアクションについて深く考えた事がなかったが角度を変えてみるとそんなに悪いものではないらしい。