身近な危険

M子さんが海外から帰国した。この20年余仕事も遊びも一緒のことが多かったので彼女が海外に出たときはとても淋しい思いをした。又一緒に出来ることを嬉しく思う。近々に会う予定である。秋の仕事を一緒にするために、、、彼女も海外経験で更に仕事の幅を広げる事が出来ただろう。少しずつ聞いてみたい。
どうも家のぼろ車もあやうく車上荒らしの対象になったらしい。夫に依ると左側ドアの直ぐ横に小さな穴があいていて鍵が壊れているというのだ。 何気なく左ドアを開けようとしてわかったのだという。 車はいつも空だから被害はなかった。夫の推理だとこれは外出先でやられたものではなく自宅の駐車場でやられたものではないか、、、という。友人の所では危うく例の「おれおれ詐欺」にひっかかる所だったし、油断も隙もない。危険が普通の日本人の生活の中に入って来てしまったのである。
今の住まいに移転して来て既に25年を経た。来た当時、真夏は寝室の窓を大きく開けたまま寝たものだった。しかし冷房の購入とともにやらなくなった。またいつ頃からかコンサートの帰りは駅からタクシーに乗るようになった。夜は一人で外出する事は極力避けているがコンサートだけはしかたがない。音楽を聴いていい気分の帰り道で事件に巻き込まれるのだけはご免だ。