ヤマモモの実とねじばな

早朝の海辺は思ったより人が出ていた。海辺に達する道の街路樹のヤマモモがたくさんの実をつけた。以前と違ってこの辺りも車の数が増えたのでヤマモモがかぶる排気ガスを考えると、とって砂糖煮を作るのもどうかと思う。毎年今の季節子供と木の下に傘を広げ実を集めたのを思い出す。塩水できれいに洗い砂糖煮に。ヨーグルトにかけて食べた。氷砂糖と焼酎につけるとおいしい果実酒になった。どちらも美しいるルビー色だ。
足下を見るといつのまにか沢山のねじばながすーっと伸びてピンクの花を螺旋状につけている。この小さな花が好きだ。こんな歌があったっけ。
   陸奥のしのぶもじずり だれゆえに
        乱れむとおもう 我ならなくに
M子が帰国したら早速長電話の開始。今日は向こうからの電話、1時間余。こちらからの電話、1時間近く。仕事に必要なコミュニケーションとはいえもうすこし効率よくしないとなんとかやりくりしている毎日を破壊しそう。