モグラ叩き

時計を見るともう11時に近い。洗濯籠には10枚を越えるアイロンかけを要するシャツ類が溢れている。そのシャツを横目にパソコンに向かう。この頃の私はまるでモグラ叩きのような毎日を送っている。次から次へと現れる目の前の懸案を青息吐息で始末する。そんな感じなのだ。勿論いつも仕事ばかりというわけではないが人に会うことも半分くらいは仕事と関連があるから簡単に誘いを断ることも出来ない。一日は一日。毎日何かをやり残して一番の懸案に取りかかることで精一杯。今夜と明日は月曜日のための準備だ。せめて耳だけはアルバレス、リチートラの「デュエット」を聴くために使おう。