仕事の山を越えて

やっと仕事の山を越えた。不思議なもので心の中の重しがすーっと消えた。この年齢になると仕事は活力の源ではあるが多すぎると疲れて活力を失う原因にもなる。今年はちょっと忙しすぎて疲れたというところか。
受講者の男性が嬉しいそうな様子を見せながら近寄って来た。クラスに出席出来なくなるというのだ。理由は「再就職が決まった」である。こんな素晴らしいことはない。何歳になっても元気ならある目的に向かって働くことがなによりの健康法なのだ。勿論働き方には工夫も必要だと思う。リタイアのときまで自分の専門をしっかり見つめて取り組んで来た人はリタイアしてもまたこうして呼び戻されるのだ。今年はそんな例を2例も見た。報告にやってきた男性の自信がみなぎった様子にこちらも嬉しくなった。
ゆうがた仕事の後Chiaraと待ち合わせた。いつに変わらない彼女の穏やかな表情に接してほっとした。