柿のいい利用法は?

食べ物を粗末にすると罰が当たるよ、とは祖母の口癖だった。しかし今私は本当に困っているのだ。我が家は柿で一杯なのだ。夫の柿好きが知れたのかこの秋は箱入りの柿が大量に届いた。食べても食べても減らない。放置しておけば柔らかくなってしまうし、、、昔ジュネーブのスーパーで見つけてやっと手に入れたつぶれそうに柔らかい柿を思い出した。買ったけれどあれはいけない。夫はそれをスプーンで食べていた。明日は取りあえず柿ジャムでも作ってみよう。
秋の講座もそろそろ終わりが見えて来た。無事に終了を迎えることになりそうでほっとしている。しかし今回Oさんの存在はインパクトがあった。第2回から何度挑戦を受けたことか、、、授業中突然の質問が飛ぶ。私は誠実に答えるのだが授業は途切れて他の受講者の迷惑になるし(大体質問の内容は彼個人のことで他の人には余り興味のない内容なのだ)、単なる見解の相違なのに執拗に追求してくる。先々週は殆ど切れそうになった。過去にも同じような例は何度か経験しているから動じることは余りない。
しかし冷静に考えてみればOさんのような存在は尊い。彼を上手に料理することで私の力が一ランク上がったと言えるからだ。私は強くなった。彼の胸を借りて力を付けると思えば歓迎しても厭がることではないと思えてくる。