写真週刊誌「ライフ」

アメリカの写真週刊誌「ライフ」が本屋の店先から消えてどのくらい経っていたのだろうか。そのライフ誌がアメリカ国内で復刊したという。私にとって懐かしい雑誌なのだ。中学生になって英語を習うようになった時父が定期購読してくれたのがライフだった。確かあの頃朝日新聞が配達していたような気がする。英国のエディンバラ公とシンプソン夫人の物語、エリザベス女王戴冠式前後のエリザベス、マーガレットの生い立ちストーリー、プリンセス マーガレットの悲恋物語もアルゼンチン大統領夫人エビータの記事も英語力もまだまだなのに辞書を片手に読んだものだ。
戦後の早い時期に多感な時代を過ごした私にとって新しい西欧文化を取り入れるのに役立ったのがこのライフという雑誌だし朝日新聞が連載していた漫画「ブロンディ」なのである。