気になる!受け身表現の多用

テレビをみていると自分が如何に老いたか意識しないではいられない時がある。番組の内容に絡んでではない。若いキャスターやレポーターの使用する日本語が私の日本語とずれている時だ。「この男性はイギリス滞在中に感染されたものと、、、」えっ!どうして「された」と言うの?この男性に対する尊敬を表しているわけでもないのに。数週間前のこと夜10時のニュース番組が「、、、試験問題が漏洩されました」と始まったときもびっくりした。この頃の日本語では何も受け身文を使う必要がないときでもこの表現を使う。自動詞文で事足りるのに。夫に言うといつもの「しょうがないでしょ」が出る。言葉は生きている、日々変化しているのだからとゆったりと構えられない私ではある。