強風の日は気を付けて

この数日友人の肋骨骨折事故を2件聞いた。1人は来日中のUさんのご主人。電気をつけないで暗い中ベッドに腰を下ろし損なったため打ち所悪く肋骨を折ってしまったらしい。もう1人は友人。仏様に水をあげようとすり足で仏間を歩いているとき畳の縁につまずいた。そばに置いてあった台に首が乗った状態になり口の中まで切ってやはり肋骨を折った。仏様は彼女を守ってくれなかったらしい。
こんなアクシデントの話を聞いていながら今日私は自転車から転倒した。今日は南風が強かった。駅近くの大通りは両脇にあるマンションが壁の役をして強い風の通り道と化す。飛びそうな日よけ帽子を押さえたとたんハンドルを取られてしまった。瞬間的に私の心をよぎったのが2人の肋骨骨折事故。とっさに自分を事故から救うべく私はハンドルを放し自転車から出来るだけ遠くに飛んだ。私の手から離れた自転車は当然反対方向に横倒しである。今スーパーで仕入れてきた豆腐も卵もめちゃめちゃ。鞄の中身は全部道に散らばったけれどことなきを得た。ちょうど通行人も遠くにいたので自転車がぶつかることもなかった。しかしほんとに危険だ。風の日はもう自転車は止めないといけないと思う。