満開のバラ

I歯科クリニックの白い建物は今バラの美しい色彩と香りに包まれている。その花はどれも大輪で私の片手をはみ出す大きさ。大事に手厚く世話してこそこの見事な満開の時が迎えられるのだ。我が家の2本のバラもそれなり大輪が咲いているが今年は病気にやられて花数も少なく木そのものに元気がない。I病院へ行って「うちにもバラが、、、」なんて恥ずかしくて絶対言えない。治療ついでに建物のぐるりの様々なバラを楽しんできた。
夕方時間を見つけて海へ行った。あまりいいお天気ではなかったから美しい夕日も望めなかったがささやかな自然の中に身を置くと一日の疲れがすーっと消えて行くのを感じ、夕暮れの迫った道を引き返す足は軽かった。