難問解決、肩の荷が下りた

アメリカからやって来た高校の先生につき合って学校訪問をした。迎えてくださった先生の至れり尽くせりの対応で彼女は十二分の満足行く経験をした。帰国子女のクラスに参加して質問する彼女に堂々と立派な英語で答える高二の学生に「great!」を連発していた。私も何人かに何年くらい英語圏の国に居たか訊いてみると8年と答えた。なるほど8年、しかもまだ日本語が完全に定着していない8年だとこうなるだろうと思わされた。「立派な英語で感心したけれど日本人としてのアイデンティティを失うことなく話す内容に磨きを掛けてね」と言うと一人がにっこり笑った。
数日のうちに彼女はもう1校見学するが私は付いて行けないのでしっかりアポイントを取り準備した。こちらの見学には私の、最も新しくそして若い韓国人の友が尽力してくれたので「あなたのため陰にinternational cooperationがあったのよ」と説明すると感激の面持ちだった。数日前までは高校見学のチャンスを作ってあげられないだろうと悲観的に思っていたのにみんなの助けで実現して私も本当に嬉しいし感激している。Rさんから投げられた難問をこんなにうまく解決できるとは思ってもみなかった。