アンクルンのコンサート

プロによるアンクルンのコンサートを聴く。3台の音域の違うアンクルンを使って素晴らしいハーモニーを聴かせた。演奏したのはクラッシックの曲をアンクルン用に編曲したものだった。3人の生き生きした女性奏者だったがステージ上を時にエレガントに時に活発に動きながらの良い演奏だった。「独自の演奏法」というようにこのグループの演奏法はちょうど木琴の演奏のようでインドネシアの演奏方法とは違っていた。プロだから当然だが利き手だけでなくもう一方の手もビブラートがとてもきれいだった。あんなきれいなビブラートがどうしたら可能なのか。日々の訓練の賜物なのだろう。「インドネシア プサカ」「フニクリ フニクラ」、「日本の四季」が良かった。また曲と曲との間のトークも楽しくユーモア一杯。3人ともなかなかのエンターテイナーと見受けた。こんな素朴な楽器なのに色々な曲が演奏できるのは驚きだ。私たちも頑張って一歩でも前へ出られるように楽しみながら練習しよう。