古いアメリカ映画

週何度も出掛ける先の近くにCDのレンタル屋がある。場所がいいだけに何かいい古いものがあるかも、、、と入ってみた。そして見つけたのが「カーネギーホール」だ。つい最近聴いたマリア カラスの「鐘の歌」からこの映画の中のリリー ポンス「鐘の歌」を思い出してどうしても昔の「カーネギー ホール」を探し出し観たいと思っていたがその願いはすぐ叶えられたわけだ。ルビンシュタインもピアテゴルスキーもストコフスキーもその後度々聴いたバイオリンのヤッシャ ハイフェッツもみんな1曲もしくは1楽章長々と演奏しているのだから凄い。またこの映画の制作者のスタンスがいい。クラッシックの演奏者だけでなくアメリカ生まれのジャズの名演奏家も登場するのだ。ストーリの展開から彼らが登場するのは当然なのだが音楽を平等に捉えるスタンスがいい。あの頃はいい映画に会えた。バッハの「トッカータのフーガニ短調」を聴いたのはオルガニストを目指す少年の話ではなかったか。映画で知った曲を買いにレコード屋ダッシュする私だった。