今宵、満月十五夜の夜

肉料理1種、魚料理1種、野菜料理3種それと大きなピッツァを3枚、甘栗入りのおこわを1キロ分準備したけれどみんなたいらげて私の口にはピッツァの端が1切れ入っただけ。今日は皆食欲があった。このほかK子が焼いて来たタルトと抹茶ケーキもすっかりなくなった。
しかし楽しい集まりだった。夫はにわかおじいちゃんを演じ子供たちを海へ連れて行ったり一番楽しんでいた。楽しみの後は片付けがあるがこれも娘達があらかた済ませてくれた。
皆が帰ってやれやれの夕食後,キアーラに電話。しばし話す。今宵、満月十五夜の夜。ちょっと下駄をつっかけて外に出てみると月は私の頭上に輝いていた。電話の話題は「ルサルカ」のアリア、「月に寄す」。いま私はこの曲を数人の一流歌手で楽しんでいる。満月で思い出すのが「月の輝く夜に」というアメリカ映画。ニューヨークに住むイタリア系アメリカ人の話だが登場人物がそれぞれ満月を仰ぐ場面が好き。最後にこの映画を観て!と強調しておいた。