ネトレプコの「エル」の発音を聴きたくて

贔屓の歌手の声は毎日聴きたい。昨日は仕事の行き帰りにリチートラの「トスカ」を通しで聴いた。夕食後近くのスーパーまで散歩をかねてファイルを買いに行くときはアルバレスの「フレンチ アリアズ」。いま一番お気に入りの二人の声は毎日必ず聴く。これに加えてカラスかカサローバはぜひ聴かないと日が暮れない。ところがこれに5月にサントリーホールで聴いたネトレプコが加わった。今持っている彼女のCDはたった2枚。この2枚に入っているいくつかのアリアに魅了されている。「ベンベヌート チェッリーニ」のアリアに出て来る単語 plaindre のエルの発音が際立って好きなのだ。この「エル」の発音を聴くと自然に微笑んでしまう。また「夢遊病の女」のアリアののある部分の息継ぎがいい。それにメロディも詩も好きなのがルサルカの「月に寄せる歌」。ネトレプコの歌い方もなかなかいい。あと数人の「月に寄せる歌」が集まったら(Appleミュージックストアで買おうかとも思っている)この曲だけのCDが作りたい。
今日は一日ずっと外。帰宅は6時を回っていた。外出先で今日は色々な人に会い言葉を交わした。大半の人はわたしの講座、過去の受講者。名前は忘れた人も多いが姿は忘れていない。楽しかった。しかし疲れた。