野良猫達は生きていた

早朝の寒さが身にしみるようになった。しかし出掛けるのが9時を過ぎるときは朝のウオーキングを欠かすわけにはいかない。海辺の木立の周囲を回って以前野良猫達が人待ち顔に身を寄せ合っていた所に出てみると、いた!公園管理者に始末されてしまったと聞いた野良達がいるではないか。背中をなでて再会を喜んでいると毎朝えさを運んで来る人に会った。この人によると猫の始末が決まってその旨予告が張り出されると数人で殺さないでと電話で頼み込んだのだそうだ。公園管理者も鬼ではない。彼らが猫のために作った発泡スチロールの家やえさ用の食器をきちんと管理すればこのままでよいということで猫達は危機を回避できたようだ。そんないきさつを知ってか知らでか私の「ムッちゃん」はお腹を見せて寝そべってみせた。
午後は思ったより早く帰宅できたので今日も「ルスランとリュドミラ」を観た。このDVDのアンナはなんと23歳。しかしその姿からは自信がにじみ出て並みいる大歌手達と堂々と肩を並べている。見終わってみると窓の外は暮れていた。気持ちを切り替えて主婦の仕事に取りかかった。夕食後はロイヤル コヴェント ガーデンのアンナを録画したものを観た。ルサルカの「白銀の月」を歌うアンナを楽しむ。