H先生宅のクリスマス

H先生宅のクリスマスに招待された。今日は医学専攻の留学生一人を連れて行った。H先生が医者だから何か得る所もあるかもしれないという理由で。
先生がサポートする音楽家のたまごがクリスマスコンサートとしてソプラノ独唱をした。「アレルヤ」や「アヴェ マリア」などクリスマスらしい曲、それに彼らがいま勉強中のオペラ アリアなどを歌った。オペラ アリアは私がこのごろよく聴く「ロメオとジュリエット」からジュリエットのアリアと「運命の力」からレオノーラのアリアで偶然にびっくりした。若いこれから花咲く人たちの一生懸命な姿は素敵だった。それから先生のクリニックに働くスタッフが準備したというクリスマスディナーをご馳走になる。このご馳走はそれは堂々とした立派なもので本当にびっくりした。味と言い、飾り付けと言い何処のブッフェにも負けない出来映えだった。3時間余心地よい音楽と美味しい料理を楽しんだ。一緒に行ったCさんも楽しい集まりで感激しつつ持ち前の明るいキャラクターを発揮していた。上手になった日本語で多くの参会者と話していた。帰りの電車の中で聞いた彼の感想「日本の家は小さいです。今晩初めて大きな家をみました」はおかしかった。その通りH先生の邸宅は彼の感想の通りの、春には数十種のバラが咲き乱れる大邸宅である。