3ヶ月振りにRさんに会う。ドアが開いて彼女が飛び出して来るとお互い自然に強いハグで挨拶を交わした。年齢も国籍も違う我々だがなんだかとても気が合う。きわどい冗談も言い合うのだがそれを互いに誤解することなく受け取れる私たちなのだ。嬉しい再会である。そして久しぶりの恵比寿はまだ桜が散っておらずあちこちで咲き誇る薄桃の花はこの街にも良く似合っていた。
今日は一日中ヴェルディの「レクイエム」を聴いていた。レクイエムと言っても華やかで堂々としていてこれを聴いた死者は目を覚ましてしまいそうだ。あさっては指折り数えて待っていたリッカルド ムーティ指揮の「レクイエム」を聴く。そのための予習とも言える。宗教曲でフリットリを聴くのが楽しみだ。