年賀状

毎年のことだが年賀状を大体100枚から120枚用意する。しか年内に書くのは大体7、80枚。頻繁に連絡し合う友達には基本的に出さない。いつも思わぬ所から来るのに備えて50枚程予備を取っておく。今年もそうしたはずだが足りない。今日は一日中賀状の返礼に費やした。ペンを握り続けたので疲れた。その上返礼だから賀状で得た新しい情報についていちいち反応して文面は長くなるので1枚書き上げるのに時間がかかる。2枚しくじって40枚程書いた。しかし私を思い出して心のこもった賀状を下さった方に返礼だけはしなければ失礼だろう。これから届く賀状を考えると葉書がぜんぜん足りない。メールをやっている人にはメールで挨拶することにしよう。
今年の賀状で一番感激したのがノブ子さんからのものだ。去年はご主人の代筆だった。懐かしい筆跡を見たとき本当に嬉しかった。一昨年5月、脳梗塞で倒れた彼女がここまで回復したのだから。朝日新聞の連載記事「患者を生きる」でこの病気から社会復帰した例を幾つも読んだが実際ノブ子さんも病気を克服したわけだ。きっと苦しいリハビリだったと思うが毎日の努力はこうして再起を約束してくれるのだ。秋頃には会えるだろう。