一日も早い回復を

仕事を通して沢山の知り合い、友人を得てもいいことばかりではない。この1週間に2人の大切な友人に関わるニュースがもたらされた。Cさんからの電話には胸がつぶれそうになった。ご主人が脳出血で倒れ集中治療室に入ってしまったというのだ。もう少しで定年、その後はご夫妻で旅行に趣味に今まで封印して来たことを思う存分やりたいと思っていた矢先だったという。大きな会社の柱の1本として働いて来た人だから仕事は激務だったのだろう。ご主人が夕刻早めに帰宅すると彼女は病気か解雇を疑っていたそうだ。12時前に帰宅しないのが普通だったとも聞いた。それでも彼女は気丈に自分のやるべき公のことをこなしている。今度は細身のCさんが心配だ。昨日そのCさんに会ったが何も言えずただ手を握り合って目を合わせただけ。でも私の気持ちは理解してくれたと思う。もう一人はSさん。去年肺がんを克服して今度は脳腫瘍だという。いつも沈着で物事を正しく判断する男性。リタイアの後地域のボランティア活動の中心になっている。彼の周囲にいる多くの人とSさんの一日も早い回復を祈ろう。