一区切りついて

T市へ行くのも今日が最後。朝からすっきりした青空、しかし夏の太陽が照りつけていた。暑さに負けまいと「えい、や!」と気合いを入れて家を出た。この講座が始まったのはまだ春浅い時期。それから16回も通った木曜日だった。郊外を走る私の乗った電車は小さな濃い緑の森をあちこちに見ながら水田の中を行く。見慣れた風景もこれで一区切りだと思うとちょっとセンチな感情が胸をよぎった。20数人の受講の方々の名前を一生懸命頭に叩き込んだのも懐かしい。(この春は合計70人近くの名前を覚えたのだからそれは大変だった。)講座が終わって大きな花束を頂いた。主催者から講座の出席率がよく皆勤の人が多かったと嬉しい報告も。皆で市内一番の味という寿司の昼食をとった。滞りなく一仕事終えた今夜はほっとしたせいかちょっと疲れを感じる。