二冊の本で繋がる友、友、友

8月になって暑中見舞いや残暑見舞いのメールや葉書が沢山届いた。懐かしい人、常に連絡し合っている人、その交流の濃さはそれぞれ違っているが私にとって素敵な友人である。そのメールや葉書の10通以上で共通に取り上げられていたのが2冊の本のこと。金谷武洋著「主語を抹殺した男ー評伝三谷章」と米原万里著「不実な美女か貞淑な醜女か」である。私が熱心に薦めるので読んだ人ばかりだが皆感動とともに感想を書き添えて来た。類は類を呼ぶと言うけれどこれらの本を読んでみた、どこか思いや考えが私と似た人たちの輪がどんどん広がって行くような感じ。心が通じ合うのがとても心地よい。