東京モーターショウ

年寄りなのによく歩いたなあ、と思う。朝から東京モーターショウへ出掛けた。仕事の合間の貴重な在宅日だから私は行っても行かなくても良かったが夫の希望である。乗って行った車の駐車場が会場から遠かったし会場もメッセを全部使用しているから徒歩距離はいつものウオーキングよりずっと伸びた。大体車には関心が余りない。世界のブランドの名前くらいは知っているが車を見ても車種が分かる訳でもない。それでも新しいデザインの美しさに見とれた。若い人たちが夢中になるのは無理からぬこと。様々なホイールカバーがきらきらと回っている。値段を確かめてびっくりしたり。スタートして直ぐもの凄いスピードが出る車、日本の何処で乗れるのか心配になった。春S夫が買ったのがポルシェ。ポルシェとはいったいどんな車か、ちょっと興味があった。それから2人用のキャンピングカー。冷蔵庫まで付いている!あんなのに乗ってあちこち行けたらいいわねえ、と言うと夫が免許を取ったら買ってあげるよと応じた。嘘ばっかり!今から免許を取るはずもないことを分かっているのに。トヨタのモダーンな電動車いすも面白かった。でもあれが町中に溢れてあちこちで衝突が起こらなければいいけれど。
私の人生でモーターショウは2回目。最初に行ったのはジュネーブのSalon d'Auto だった。子供3人を連れて家族総出だったが30年前は更に車に興味がなかったから何も覚えていない。夫の豆知識によると現在、世界のモーターショウで一番人を集めるのがこの東京モーターショウだそうだ。