雪の明日は洗濯日和

大雪の節分が終われば今日は立春。駅近くでキアーラと会うため家を出ると空は青空、無風で暖かくあたりは明るい陽の光に包まれていた。本当に2つの季節をくっきり分けた昨日と今日。雪降りの翌日母がいそいそと伸子張りを始め「雪の明日は洗濯日和」と言っていたのをふと思い出した。足下には昨日の雪がまだ残っておりその上に通りに面したマンションの窓からまいた節分の豆があちこちに散らばっていた。

今朝は外出の予定がなかったので久しぶりに夫より先に新聞を手にした。いつも真っ先に見る音楽関係の広告を見て目を剥いた。ずっとずっと聴きたいと熱望していた、しかし殆ど諦めかけていたABのコンサート予告が。この大ニュースを知らせたいお寝坊さんのキアーラ。先ずメールを書いてそのあとは時計とにらめっこ。8時になるとすぐ電話した。案の定彼女もアンドレアのこの時期の来日は想定外だったらしく驚いていた。私も今日は仕事が終わって何もしない日と思っていたのにさあ、忙しくなった。会って二人で相談して結局インターネットで予約した。最近リリースされた「Vivere」を寝る前に聴く習慣になっていた。今度はステージの姿を拝みながら深みのある声を聴くことを楽しみにしよう。