立春を過ぎての寒さは気持ちが春だけに辛い。しかし昨夜からの強風は空気を清浄にしてくれた。12階の仕事場の南側の窓からは雪の富士が北側の窓からは筑波山が見えた。今日は秋からの仕事の最終日。私は心の高揚を抑えながら3時間をこなした。10月中旬から16回。何事もなく最後を迎えられて嬉しい。最近は次の仕事を受けるとき心のどこかに16回完全にやり果せるか、自分に問う自分を感じている。今回の出席者はまたとなく凄かった。終わってみれば30人中皆勤の人が24人、残りの人も1回しか休んでいない。こうしてわたしが元気に仕事をこなせるのも欠席せず受講する人あってのこと。私は彼らに支えられ、育てられていると心の底から感じる。皆個性豊かな素敵な人ばかりだった。
終了後食事会をした。これも終わって大きな花束を頂いて帰宅しようとするとTさんが寄って来てきれいな包みを下さった。「あなたより一回り上の子年の母が手編みしました。」と言う。帰宅して開けてみるとそれはきれいにしっかり編み上げたソックス2足。とても嬉しかった。このソックスを履いて足下だけでなく心の中も温めよう。