「透視」の先生

連日遊びに用事に出かける日が続いている。今日は今年度最初の仕事。数日前からイメージトレーニングしてあったから3時間快調に飛ばすことが出来た。おかしいことがあった。まず出席者に自己紹介および現在の思いまたは質問を言ってもらう場面をもうけた。最初の若い女性の自己紹介がよく聞こえず私は彼女の名字を間違えて復唱した。すると彼女が異常に驚いた表情を見せ小さく叫んだのだ。今度はこちらがそれに驚いた。説明によると私が間違えてつぶやいた「オカザキ」(実際の名字と母音は共通していた)という名字は偶然にも彼女の旧姓だと言うのだ。講座が開始したばかりで十分固さがとれていなかった教室に笑いがいっぱいになってわたしは「透視」の出来る先生になってしまった。
仕事を終えて快速電車で今度は都内へ、全て終わって帰宅できたのは6時半だった。