展覧会へ

E子ちゃんとフェルメール展行きを決行した。6月に約束してありはじめは今から2週間前に行く予定だったが余りの暑さに後ろ倒しをしたのである。昨日の時点では涼しい2日間の後ぶり返した暑さでまたまた先延ばししようかという話も出た。しかしこの展覧会は新聞を始めいろいろともの凄い宣伝に打って出ているから後半になればなるほど込んで人の頭越しにしか作品を拝めなくなると踏んでの決行である。朝早い電車に乗った。まだ学生は勿論、一般サラリーマンもずらして夏休みを取るせいか、ほどほどの込みようで済んだ。
フェルメールの作品はたった33作品しか確定されてない上世界中に散らばっていて観に行くのも大変だというがその中から7作品が東京に集結したという豪華さ。初めての作品ばかりだった。会場ではまず同時代の画家たちの作品の展示があり上階に移って最初に観た大きな作品「マルタとマリアの家のキリスト」には感動ひとしおだった。マリアの上着、そのあと観た「ワイングラスを持つ娘」や「ディアナとニンフたち」にも使用されている赤がとても印象的だった。すべて丁寧に観てもまだ11時。今日は都美術館の中で絵画鑑賞、昼食、お茶と全部ひっくるめてやってしまった。会期の始めに観る、開場とともに観るという2作戦も大当たりだったようである。