はるばる遠くまで仕事に

この秋2つ目の仕事が始まった。はるばる2時間をかけて行く遠いところである。行き帰りの時間はどうしようもない。都内を離れると埼玉県も千葉県も神奈川県も東京を目指す線以外はみんな不便でこんなもの。車を使わない私は10時の開始のため8時前に家を出た。今日もいろいろ偶然が重なって楽しいことがあった。一つは過去の仕事の中で知り合った面々が会いに来てくれたこと。もう一つは、、、1時までの講義が終わって空きっ腹を抱えてすぐ隣のファミリーレストランに参加者の有志10名余りと飛び込んで食事をした。その席にいた4人がなんと偶然につながっていたのである。まずAさんとMさんは義理の姉妹として連れ立って参加したわけだけれど隣に座っていたTさんとAさんは前職が同業で顔見知りであった。Tさんは隣に座っているもう一人のMさんをK子ちゃんと呼んでいる。お知り合いですかと訊ねると今日この会場で先輩のお嬢さんであるK子さんを発見したのだという。そしてMさんもK子さんのご両親を先輩として知っていたそうである。こんな事がちょっとした食事の席で明らかになってみんなビックリであった。老いも若きも男性も女性もみんな違ってそれでいてどこかに同じ目的を秘めている。去年に続いて講座がまた始まってわたしの心も軽やかに、楽しくなる。無事第1回が終わり帰りは思う存分ボストリッジシューベルトを聴きながら足取りも軽かった。