「森有正先生のこと」

4月3日の集まりの時この本を紹介したら今朝Hさんから読後の感想をメールして来た。男性のしかも若き日森有正を熱心に読んだ人としての読後感で非常に興味が持てた。今の世の中だったら週刊誌記者の格好の餌食になっていただろう。思想家にして文筆家の森有正と後に本の装丁家として才能を開かせた女性のこの物語。当事者に依る抑制の利いた文でことの顛末を読むといろいろな感慨を覚える。
今年度最初の講座でなんとか失敗をせずに終ることが出来て感謝。仕事は好きだがスタートの前はいつも逃げ出したい気分になるのはどうしてだろう。
Jさんは国からお母さんがお産の助っ人に来日したのでほっとしたようだ。おかあさんの郷土料理はおいしいでしょう?と問うと昨日は一日食べてばかり、やっと体重のコントロールができたところなのに、と苦笑していた。