バッハ「ロ短調ミサ」

「ロ短調ミサ」を聴いた。第１曲の「キリエ」が始まると懐かしい思い出が蘇って鼻の奥がツーンとした。メゾソプラノが歌うアリアが良かった。フルートの独奏部分がきれいだった。もう一昔も前のこと、あの女性パートの白いドレスを誂えて復帰しようとしたのに出来なかった、、、
久しぶりに日中に芸術劇場付近を歩いたのだがその汚れ方がとても気になる。昔の芸術劇場前はもう少しきれいだったような気がする。扉が開くと劇場と外が一体化していていい、と思っていたが今日は劇場前の猥雑さ故に音楽を聴く喜びまで削がれるような気がした。
コンサートが終了したのは７時過ぎ。Kさんとお茶を飲んでから別れた。iPodの「ロ短調ミサ」のアリアを聴きながらの帰宅。さわやかな空気が辺りを支配し、まーるい月も出てこの季節としては最高に快適な夜だった。