銀座から丸の内まで

12月31日と1月1日の間には何の区切りもない。しごく普通に時が過ぎ日付けが変わるのにその前に終らせようと思う事ばかり数え上げて焦る時期に突入した。今日は何回目かの編集会議に出席した。完成から逆算すると12月の第2、3週が山ということが判明して皆青ざめた。会議を引っ張る有能なSさんに仕上げまでの作業予定を明確に説明されると私たちは本気で走らなければならない。「今年のうちにパーティーが2つあるの」「1月初めまでにレポートを2つ書かなければ、、、」など小さい呟きも聞こえたけれど。
午後2時Mと銀座で会う。仕事がらみでなく会うのは本当に珍しい。長いお茶の時間のあと京橋、鍛冶橋を通って丸の内まで歩いた。仲通りの電飾アーチはまだ点灯していなかった。この界隈も随分変わったものだ。日が落ちるとオフィスばかりの町はビルの窓から仕事の明かりが漏れていたのだが今は違う。ずらっと並んだファッション店には客を招き入れようときらびやかで美しい光が溢れている。
丸ビルで少し早めの夕食をとった。オープン当初と違って落ち着いて食事出来た。今朝は9時半に家を出て帰宅7時半だから結構な外出だった。