「ラ トラヴィアータ」

オペラ映画「ラ トラヴィアータ」を観た。絶頂期のプラシド ドミンゴアルフレードを歌う。今は老いたが1982年のドミンゴは声姿ともに素晴らしい。メトロポリタンオペラ管弦楽団及び合唱団、指揮はジェームス レヴァイン。映画監督は「永遠のマリア カラス」を撮ったゼッフェルリ。柔らかな色調の画面が良かった。去年ゲオルギューのDVDを観た後なのでこの映画も興味深かった。オペラの場合歌っている歌詞の意味が充分分からないことは辛い。しかし映画の場合、歌詞にぴったりの映像を見せて場面を盛り上げるのだから初心者には理解が早いということ。劇中のバレーも一級品だった。なんたってドミンゴは最高だった。