「みんなちがって、みんないい」

元旦の大パーティーの代わりに街に繰り出してちょっと遅ればせの誕生日食事会と相成った。3家族が集ったのでにぎやかで夫も嬉しそうだった。誕生日祝いはパソコン用のショルダーバッグと靴お買い物券。こんな風に集るのはせいぜい1年に1回。大切にしたい。ゆっくりの食事後またお茶した。4時近く松屋前でお別れ。皆それぞれの方向に散って行った。夫はブックセンターそれから麻布十番の温泉に行ったらしい。
わたしは松屋の「金子みすゞ こころの宇宙」展へ。会場には多くのしかも様々な年代の人が集っていたので驚いた。薄幸の詩人が沢山の人に愛されていることを示すものだ。「みんなちがって みんないい」の視点をもった詩人が半世紀以上前にいたというのは驚きだ。やさしい言葉で軽やかな七五調のリズムに乗って歌われている真っすぐな心に人は感動するのだろう。作品を一つ一つ読んでいるといつの間にか2時間近くが経っていた。