季節外れのガレット デ ロワ

暗くなってから季節はずれのガレット デ ロワを持ってK子が現れた。「朝早起きしてママの為に焼いたわ」と殺し文句とともに。彼女が現れた主なる目的は手狭な部屋に溢れるクリスマス グッズをトランクルーム即ち実家に収納するためだ。夫と私は朝から帰りに持たせようと道の駅で新鮮な野菜、米などを買うため出掛けた。郊外を車で走ると風はあるが冬晴れの青空があちこちの小さい森のの緑とマッチして気分も上々。夫はK子が来ると知るとハッスルする。一つ返事で買い出しに車を出す。
ガレット デ ロワは1月上旬のフランスのお祭りのお菓子。フランス語圏にあるジュネーブでもこの焼き菓子を見た記憶がある。中にフェーブがはいっていて食べる時これが当たった人は一日王様気分にひたれるとか,、,今夜はK子のために色々準備したのでこの焼き菓子は明日のお茶の時に。夫と何日かがかりで食べる予定。是非ともフェーブを当てて金の冠をかぶりましょう。
待っていたウイッタードのマンゴーティー、レモンティーその他注文しておいた各種ティーも持って来てくれた。これから何ヶ月か楽しくヨーロッパの名茶を楽しむことにしよう。