主婦の休日

足の具合は可成り良くなった。しかし体という道具はなかなか微妙なもので原因となった怪我の足を庇うことで無理をしたほかの部位が痛み始める。歩行は殆ど自然になったけれど膝の裏側が腫れたような違和感に悩む。先生はまだウオーキングで調整する時期ではないとおっしゃるので在宅、しかも動きの少ない生活をする。そうなれば本を読むかDVDを観るしかない。そこでツタヤへ出掛けた。今読んでいる「ワーグナーの妻コジマ」の関係で昔観た「ルートビヒ」を借りたいと思った。しかしこのツタヤチェーンは新しい店でこういった古い物はないのだ。しかし面白い物を見つけた。グスタフ マーラーを描いた「マーラー」だ。マーラーの音楽は自分から積極的に聴く事はないのでせめてこの作曲家を知ったらきっかけが貰えるかもと借りてみた。それともう1枚。「掠奪された7人の花嫁」音楽映画が好きな父と観た懐かしハリウッド製ミュージカルだ。
DVD鑑賞を楽しみにしていた午後だが次から次の電話攻勢で気をそがれてしまった。「マーラー」を半分まで観て(マーラー役が写真で知っている本物によく似ている)夕食準備のタイムリミットが来てしまった。主婦の日常なんてこんなもの。全て明日回しである。