掠奪された7人の花嫁

早起きのわたしとしては年に1回か2回しかない寝坊の日が今日だった。起床8時。午前は長い電話が1本あってその後は老猫のため動物病院へ。今度は外耳炎だという。年を取って愛すべき我が猫も病気にかかり易くなっている。
昨日は仕事と夜のおよばれの間を「オペラ座の怪人」を観てやり過ごした。(疲れて今朝起きられなかったのも当たり前だ。)なかなか良く出来たミュージカルだった。そして今日は返却期限が近付いている「掠奪された7人の花嫁」を観た。懐かしい昔の映画。40数年前に観た古い古いミュージカルだが今は画質のいいDVDになっている。洋画好きの父と新宿で観たのを思い出す。お話は単純で最近のもののように作りを凝らしてはいないがミュージカルらしく楽しい。歌もいいがダンスは天下一品。長男の嫁になるジェーン パウエルがとても愛らしくそしてしっかり者なのだ。画面のあちこちにアメリカのゆったりとして鷹揚で信心深い時代が出ているなあと思いながら観た。ダイナミックなダンスで元気が出た、もう一度見てから返却しよう。
今はオペラに心引かれる私だがミュージカルもいい。あの頃はシンプルだがいいものが沢山あった。「学生王子」も好きで何度か観た思い出がある。「南太平洋」、ドイツの「会議は踊る」も面白く長いこと「泣いたり笑ったり」の歌を歌っていたっけ。少し後になって観た「シェルブールの雨傘」もDVD化してあれば観たいものだ。