心新たに、明日は4月

ちょっとひやっとする春の朝。7時前に家を出て海沿いの道をウオーキングする。怪我以来いつもの8キロを完走ならぬ完歩したのは今日が初めて。1キロ10分とはいかないが相当速く歩くことが出来た。散歩は人を哲学者にする。哲学者とまではいかなくても自省、先の段取りにはいい時間だ。マリアの歌うアリアを聴きながら四月以降の自分の生活をイメージしてみた。
在宅日だから少しゆっくり夫とモーニングティーを楽しんでいると昔の同僚Aさんから電話があった。この3月退職したという。リタイアまでまだ2年あるのにどうしてか訊ねると、やりたい事をする時間を作るためとのこと。昔の職場のあれこれを聞いた。精気溢れていたW氏が癌。O氏も病気を抱えた。Uさんはリタイアだ。話はこんなことばかりで受話器を置いた後はいつも年齢を忘れて動き回っている私だが少なからず意気消沈してしまった。夫の一生懸命の冗談話と「DUETTO」のDVDでやっと気持ちが落ち着いた。
午後は夫の車で郊外へ。花の季節の始まりだ。マグノーリア、こぶしが満開だった。明日は4月1日。心新たに仕事開始としよう。