外は冷たい雨、こんな日は、、、

知人から電話があった。久しぶりに長電話になったが我が娘と同じような年齢のお嬢さんの働き方に心配が尽きないらしい。夜中の12時半頃まで会社にいるというのだ。帰宅が最終電車だという。体を壊してしまうとハラハラしているようだ。オーバータイムで働かなければ会社の仕事というのは終わらないものか。夜遅くまで働く人が「出来る人」という評価を受けるのか。帰宅して入浴してベッドに潜り込んで翌日はコーヒー一杯で飛び出して行く。一週間経つ頃には毎日着替えた仕事着が椅子に重なっているという。「私が居なければ毎日の会社生活も続かないのじゃないか」と彼女は嘆く。会社全体がそういう効率の悪い働き方になっていて誰もどうにも出来ない状態なのでは、と夫は言う。
夫が車で出掛けたので半日は仕事半日は自分のために使った。外は冷たい雨だしこんな日は体を動かす気もしない。先月買ったDVD「アンナ マグダレーナ バッハの年代記」を観た。それから新しく買ったCDを聴いた。マスカーニの「友人フリッツ」のアリアは初めて聴く曲だ。何度も聴いた。パバロッティの歌唱は聴く人を酔わせる。