ハウス ハズバンドと日本社会

Zさんが日本での働き憎さを嘆く。昨日のJapan Timesの記事を読んで色々考えた末のことらしい。わたしはスピードは遅いけれど日本も変わりつつあると応戦はした。彼女の言い分は社会の仕組みが悪いというより日本社会が持つ考え方の保守性が問題なのだということ。昨日知人からもらった電話の内容を思い出して問題の根は深いなあと思った。「日本には残された時間が少ないのよ!」と彼女は繰り返す。MBAを持ち子供を育てつつ働くこの若い女性の、日本に対する焦りは分かるが今日は聞くばかりだった。帰りに図書館に寄ってその新聞記事をコピーして来た。
遅い昼食をF夫人及びCさんととる。3人の共通の話題は音楽。最近テレビで観た「カルメン」のことやらやはりマリア カラスで楽しく2時間ほどを過ごした。話し足りず夕食後も電話をかけたりもらっりで喋り続けた。F夫人にはわたしの大切な本、原田光子著「クララ シューマン」を貸した。早く感想を聞いてみたい。30年以上も前に読んだ本だが非常に感動したことを思い出す。価値ある本なのだろう。最近復刻されているようである。