日本の温泉、ハンガリーの温泉

今日になってちょっと疲れが出た。いない間に溜まったメールの処理に時間を費やした。返事の必要なメールが多く丸々午前中を要した。
午後は夫と高速に乗って余り遠くない温泉に行った。数日前ハンガリーで宿泊したのはまさに温泉ホテル。ブダペストの有名な温泉水が引き込まれているとの事だった。特別な色も付いてなく透明で臭いもなかった。温泉に入って静かにジャグジーを楽しんでいる人が多い。ここには日本のように洗い場はなくシャワーのところに液体石鹸が置いてあった。最近の温泉成分不当表示事件がきっかけで正しい表示が入り口に張られるようになった日本だがブダペストにはないようだった。私が入った温泉は水着着用でプール同様男女が一緒だったが入湯作法が全く日本と同じところもあるらしい。一般にホテルでは浴衣やローブ着用で部屋が出られないと思うがブダペストのこのホテルでは部屋でローブに着替えて温泉プールまで移動が許されていて丸で日本と同じ。今日行ったところはウイークデーには近隣に住むシニアと女性の社交の場になっているらしく,湯船で声高におしゃべりに興じる人も多いがこれも楽しそうでなかなか良い。
行き帰りの車の中では買ったばかりのリチートラ、フリットリ、ヌッチの「イル トロバトーレ」を聴いた。リッカルド ムーティの指揮はテンポがよく若いリチートラの歌唱にぴったり。聴き所が来るたびわたしは心から拍手をしていた。隣で運転する夫には悪かったけれど。ライブ録音だから「ブラビ」と叫ぶ声、大きな拍手が入っていて臨場感を伝えるCDだ。