海辺の鳥

午後から時間が出来たのでウオーキングに出た。暖かく穏やかな日だ。海辺の道を行くと様々な鳥に出遭う。川が海に注ぐ辺りにカルガモの一群がいる。私の行く道を白、黒、灰色の小振りのつがいが高く低う飛ぶ。これはハクセキレイ。ほぼ4キロ歩いた所に水道橋がある。私はいつもここでちょっとしたストレッチをするがこの橋にはダイサギ、カワウそして今日はゆりかもめの数がグンと多かった。カワウの何羽かは黒い羽を大きく広げ乾かしている。その姿は一寸不気味。ダイサギは急に飛び上がり水が引いた所に降り立ち足下の浅瀬の魚を探しながら歩き出した。その姿はちょうど思考しながら一歩一歩ゆっくり歩く哲学者といった風情だ。ウオーキングの時はバードウオッチングのチャンスでもある。しかし最近の鳥インフルエンザの報道は憂鬱である。