漢語 カタカナ語

お役人言葉というのは何とかならないのだろうか。今日は夫と恒例の確定申告に出掛けたのだがこの税金の申告書なるものが本当に判りにくく文章も良いとは言えず扱いにくい。その上毎年同じフォームなら前年のコピーを参考にして数字だけ入れ替えればいいのだが税金の取られ方が変わるのでこれがまた困る。確定申告に行く前はまた行かねばならないのかと思うだけでストレスになる。しかしこれは納税という国民の義務を果たすためのことだから放っておくわけにも行かない。
お役所もこのごろ変わった。行ってみるとアルバイトらしい女性達が丁寧に我々を迎え入れる。でも、入り口に書いてある漢字二文字に「収受」とある。これを読んだだけでああと思ってしまった。「収受」という言葉がどの程度一般の言葉として使われているだろうか。確定申告書を「提出」でいいのでは。お役所はこんな漢語用語を使う一方、カタカナ語の多用もしばしばだ。そしてそれを更に短縮して使用するのだ。ケアマネのように。
先日も仕事でお役所にメールを送った。その返事のタイトルが「メール拝受」、しかも書いたのはまだ20代の若い人だ。これではすぐに返事を開けてみる気もしなかった。