午後からお彼岸の墓参に出掛けた。この寺の住職にはオペラ歌手の息子さんがいて今日は父の墓参の後住職夫人が色々息子さんのことを話してくださった。一人の音楽家の成長を間近で見届けている人の話は面白かった。いつもは早々に辞するのだが1時間近く話し込んでしまった。夜はそのままモーツアルトの「レクイエム」を聴きに出掛けた。(こんなことは日本ならではじゃないだろうか。仏教寺院へ出掛けたあと西洋の宗教曲を聴くなんて。)「レクイエム」は何度聴いても心に響くものがある。殊に「涙の日」「アーメン」の合唱は。帰宅は11時を過ぎてちょっと疲れた。でも精神的には高揚していて眠れそうにない。